HCD-Net「価値のリフレーミングを通したUXデザインの実践的理解と活用方法」
9月2日(土)3日間の東京出張と懇親会でふらふらの中名古屋駅へ。
春原さんと待ち合わせて勅使さんがいつも食べてるカツ丼を。美味しかった!
本日はHCD-Net名古屋のUXセミナー「価値のリフレーミングを通したUXデザインの実践的理解と活用方法」
まずは講師の井登さんによる講義から。新ネタもありとても刺激的な内容でした。
みなさんに一番響いてた言葉は不便益。UXは単に便利、簡単だけではない。
苦労することにより人は成長するし、苦難を乗り越えること自体が楽しいこともある。
そこを理解するためにちゃんとペルソナを考える必要がある。
闘争としてのサービスは分かった気にはなったが難しかったな。
講義の後は休憩を挟みワークショップへ。
今日は計21名の参加で、愛知県からはもちろん関東、静岡、関西と幅広い地域から来ていただけて、とてもありがたかったです。
ワークショップのテーマは理想の財布をプロトタイピングしていく。
ペアワークでまずは財布に対するインタビューを実施。
いつ買ったのか、気に入っているところ気に入らないところなどをインタビュー。
財布自身のこともですが、その周辺(お金)についても聞き出します。
インタビューで深堀するワードを丁寧にレクチャー。ここがインタビューの難しいところですね。
短いスパンでどんどん進んでいきます。短いインタビューですが、そこからインサイトを書き出します。
そしてそのインサイトからアイデアを考え、そのアイデアを形にしていきます。
コピー用紙や付箋、テープを使って、何か相手に試してもらえるものを作ります。
出来たら相手にプレゼンしてフィードバック。
お相手に気に入ってもらえるモノが出来たでしょうか?
最初の想定と同じようだった人や全く違う物が出来た方など何名かの方に発表。
インタビューの難しさを感じた方が多かったですね。
でもそれはアイデアを形にして初めて気づけることじゃないでしょうか。
ワークショップで手と頭を使った後は、周辺の人とディスカッション。
個人的にはコレが一番やりたかったこと。ワークショップの後の懇親会では結構ためになる話が出て来るため、そこをセミナー中に再現できないかと。
今回の講義、ワークショップを通じて難しかったところ、気づいたところ、悩みなどを共有。
それのネタをもとにパネルディスカッション。インタビューは経験が必要ですね。
ここでも不便益がキーワードとしてでました。そして井登さんの経験値はスゴイですね。
まだまだ反省点はありますがディスカッションはやって良かったと思いました。
懇親会はとりとり亭で。小江さんがついにfacebookデビュー!さて次回のセミナーはどうしようかな。
■HCD-Net名古屋セミナーアーカイブ
<2017年度>
04月15日:ユーザビリティ評価実践編
07月01日:インタビュー入門
09月02日:価値のリフレーミングを通したUXデザインの実践的理解と活用手法
<2016年度>
05月15日:UX概論~UXデザインの基礎を学ぶ~
07月17日:カスタマージャーニーマップ・エクササイズ
09月03日:ユーザビリティ評価入門
10月09日:ペルソナ開発とエクスペリエンスデザイン発想の基礎
11月19日:UXデザインの教科書出版記念セミナーin名古屋