HCD-Net名古屋「インタビュー&分析勉強会」
昼前に栄にやってきました。予定では春原さんと矢場とんを食べる予定だったが、
遅れてくるということで一人でランチ。一度来てみたかった味噌カツ丼で有名な味処叶へ。
従業員は外国の方を雇っていてお客さんには観光客の人が多かったな。
観光なら食べてもいいが、丼で1320円はちょっと高いなという印象。
今日はHCD-Net名古屋のインタビュー&勉強会。勉強会ということで参加費も無料で、
一度こういう勉強会を実施してみたかったのが、ようやく開催できた。
参加者は11名。7月のセミナーのときもそうだったがインタビューとなると女性が多くなるのかな。
勉強会ということで講師はいなくて自分がファシリテーター。
過去に受けたセミナーを参考にしながらプログラムを考えました。
テーマは「UXデザインを学ぶ」
この本質的要求をあぶり出してもらって今後の企画に活かそうという裏テーマがありますw
10分のインタビューを設計してもらい、それにもとづきチームメンバーをインタビュー。
全員インタビューアーを経験してもらいます。和やかな雰囲気でインタビュー出来てました。
全員インタビューしたら、さらに深くインタビューしたい人を選び、追加インタビューを実施して記録しています。
また今回おやつ300円分を各自参加者に持参してもらいました。
これを最初に紹介するとアイスブレイクにもなるし主催者でお菓子を用意しなくても済むw
次に記録したデータを切片化し、まずはひたすら付箋に書き写していきます。
おやつを食べながら、ひたすら付箋に。
ある程度溜まったら模造紙に貼っていき上位下位分析をしていきます。
模造紙は愛知県ではB紙って呼びます。それが一番の学びだったという参加者もw
さてどんな上位のニーズが出て来たでしょうか。
なかなかニーズが出てこないのはまだまだインタビューの深堀が甘いということです。
まとまって来たら上下の関係性をどんどん書き込んでいきましょう。
出来上がったら発表。
今回は選んだわけではなかったのにリードユーザーがメーカー、Web系、独立、学生と全て違うパターンになっていた。
各発表を聞くと色々見えて来たこともあったし、発表の中で参加者同士で色々議論出来たのは大きいと思いました。
自分がなんでUXデザインを学んでいるのかのヒントが見えたり気づけた人もいたとのこと。
こういうことが出来る場っていいですね。
今回の反省は上位下位分析はちょっと初めてやる人には難しかったかな。
テーマも突き詰めると深いテーマだったので反省。これだけ深いテーマは
KA法のが人の価値が明らかになると思うのでKA法でもやってみよう。
またこういう勉強会を実施していきたいです。
■HCD-Net名古屋セミナーアーカイブ
<2017年度>
04月15日:ユーザビリティ評価実践編
07月01日:インタビュー入門
09月02日:価値のリフレーミングを通したUXデザインの実践的理解と活用手法
12月16日:インタビュー&分析勉強会
<2016年度>
05月15日:UX概論~UXデザインの基礎を学ぶ~
07月17日:カスタマージャーニーマップ・エクササイズ
09月03日:ユーザビリティ評価入門
10月09日:ペルソナ開発とエクスペリエンスデザイン発想の基礎
11月19日:UXデザインの教科書出版記念セミナーin名古屋