UX静岡#1「HCD基礎とオブザベーションワークショップ」
今日はUXShizuoka#1に参加するため静岡市にやってきました。
今年は一年通して通ってみようと思ってます。
朝8時に出発し3時間かけて11時に静岡に到着。
帰りは新幹線で豊橋まで行くので金券ショップで回数券を購入。
静岡から豊橋までの新幹線3850円+豊橋から堀田(名鉄)1020円=4870円で約2時間かかる
静岡から名古屋まで新幹線だと5340円+名古屋から堀田(名鉄)220円=5560円で約1時間半。
全部在来線だと静岡から豊橋まで1890円+豊橋ー堀田1020円=2910円で約3時間
値段と時間のバランスをどう考えるかだな。
セミナー前にある目的地へ向かう。
途中にあった戸隠そば。なんかお客さんが次々と入って行っていた。
そんなに有名で美味しいのかな?
目的地の梅田屋商店に到着したい焼きを購入。レポートはこちら
たい焼きを買い、さてどこで昼飯を食べようか。いい感じの商店街発見。
あまり時間もないのでここのラーメン屋にしよう。
お母さんが一人でやってるのかな?
たい焼きもあるし醤油ラーメンだけにしよう。
素朴な味で美味しかったです。
ラーメン屋なのにおでんもある!
お客さんの2人中2人がラーメン食べながらおでんを食べたり、
ラーメンが出来るまでひとつまみしていた。
自分で取って串で勘定というおでん屋スタイルだった。
たい焼きを食べながら会場のあざれあへ到着
ここは初めてUX静岡に来たときの会場だな
部屋はここだここだ。3階の生活関連実習室
UX静岡代表の常葉大学の安武先生の挨拶でスタート。
まずはHCD概論から。
この分野の話は1年でだいぶ変わったらしく、1年前の話がもう古い話。
サービスデザインがキーワード。
サービスデザインはネットワークで多様な物事や主体がつながる時代のビジネスを、特に顧客の価値を中心デザインする実施や方法論の1つ。
そして長期利用品質の高いデザインをしていかなければいけない。
でもそのための基本は変わらなくてユーザをしっかり調査することが大事。
- 自分はデザイナーではないのでこの一年はユーザ、人間をしっかり観察して
自分の考えを入れずにピュアな行動や感情を引き出すことを心がけよう!
ワークショップはカップ焼きそばのオブザベーション。
以前京都でゼリーはやったことありましたが、カップ焼きそばは初。
カップ焼きそばを自宅で食べるという共通項で食べる役の3人の内の1人になりました。
カップ焼きそばはたまに食べますが、ペヤング自体はあまり愛知県では馴染みがないので初めて食べました。
湯きりの爪を最初に開けとかないと開けれないので、開けれないのかと思った。
カップ焼きそばとは言え上手く作りたいが、結果的にべちゃべちゃになってしまい上手くいかなかった…
いつも他のカップ焼きそばではは待ち時間3分のところを2分にし
ソースも全部入れず少し残しベタベタにならないようにしている。
そうするとべちゃべちゃにならずいい感じにできる。
石川さんも湯切りの爪でつまづき、女性は一口が小さいく麺を3、4本を少しずつ食べてたのが特徴出来だった。
谷村さんはソースもふりかけ、スパイスも全部いれ豪快に食べていた。
こうやって観察するとカップ焼きそば1つだけでも食べ方が人それぞれなんだなと思った。
それぞれ食べた後インタビューし行動と発話を書き起こして行きます。
それぞれの気になる事象を模造紙の下に書き出して行きラダーリングして行く。
今回は長期利用品質を良くすることを重視します。
人は学習するので一回分かれば出来きそうことは切り捨て、いつも気になることを解決していくことを考える。
そこを判断する一つの材料として感情曲線を利用し、問題点の重み付けをする。
他のチームも頑張っています。
ただ夢中になりすぎたのか、今回は我々のタイムマネジメントが上手くいかず
ペルソナと利用シーンは割愛になった…反省です。
問題点と改善のヒントのみで発表。
まずはAチームからプレゼン。
各チームのリアルタイムドキュメンテーションも発表。
観察して短時間に思考プロセスをまとめあげる力はスゴいな。
猪又さんのRTDはお初だが辛口だなw
みなさん真剣に聞いてます。
自分のチームのBチームの成果物。
湯切り穴の爪は3人ともつまづいていたが、学習すれば分かるということで
イライラ度の高かったソース袋問題にフォーカスを当てました。
BチームのRTD。しっかり観察されてます。
Cチーム。ここもソース問題。やっぱり手が汚れそうで汚れないように開けていたんですね。
インタビューが足りないと本質的なところが分からないのでなかなかラダーアップができない。
そうすると次インタビューするときにここまで聞かなきゃとしっかりインタビューができる。
CチームのRTD。
Dチームは杉田さんがプレゼン。
先生からの厳しい講評。せっかく観察するのだから観察しなくても分かるような
当たり前なことを見つけても意味がないと。以前の京都でもそんな話題があったな。
そしてDチームのRTD
書き起こしたデータ。結構細かく書き出せたかなと思いました。
総評としてはUXには時間軸の概念があり累積的な長期利用品質を良くするには、
何をよくしたらいいかを考えることが大事。
人は学習するので、初めてで失敗しても2回目から出来ることがある。
構造がシンプルだと1回目は苦労するけど、自分流にカスタマイズできて2回目からはすんなりできる。学習の余地がある。
そこの見極め(2回目から出来ることなのか2回やってもできないことなのか)が重要だなと感じた。
問題を見つけてしらみつぶしに片づけていくのではなく
2回やってもできないことに対して、その学習の支援することや根本解決をして
何度も使うことによって良い体験を生み出すデザインにするべきなんだろうな。
今までは最初見たときからすんなりできないとダメと思っていたが、この考えはそうだなと思った。
もちろん1回だけしか使わないような機能は最初からできないとだめだが、何回も使うものはそう考えるべきかもしれない
懇親会は実習室の特性を活かしここで行います。
おでんもある。
常葉の学生がポップコーンを作ってくれています。
何もやることのない男子…
女子は働きます。やはり女性はこういう特性が高いですね~
天ぷらにウインナーにサラダ。
焼酎は自分で作ります。いいちこの青リンゴサワー割り。
未来デザイン研究会とシビックプライド研究会のPR。
名刺交換などをし皆さん盛り上がってます。
FBから芋好きを悟った杏里ちゃんから「おいもや」の商品をいただきました。
ワークショップの余りがあったので、愛知県では希少なペヤングを持ち帰りました。
学習を活かして家では上手く作ろう。
みんなでお片付け。この日うちに帰りたかったので、1次会終了で帰りました。
次の日の昼ごはんに作って食べました。
爪を先に開けるのを忘れずにしました。学習によってメンタルモデルが精緻化しました。
構造理解を利用すると後でも分かりますね。
ただ一般的に男性の方が構造理解が長けていて、
特に自分は構造理解派(地図も北が上でないと気持ち悪い)なので
構造理解が不得意な人にどう手助けをしていけばいいのかが分かりません。
■浅野先生のブログ
2013年 UX静岡 #01 UX/HCD概論とオブザベーションWS
■石川さんのブログ
UX-Shizuoka#01(4/20)に参加しました。
■UX Shizuokaアーカイブ
<2012年度>
2012年09月23日 #05ペーパープロトタイピング
2012年11月03日 #06ユーザー評価 観察法
2012年12月01日 #07ビジネスモデルジェネレーション
2013年02月09日 #08カスタマージャーニーマップ
<2013年度>
2013年04月20日 #1HCD基礎とオブザベーションワークショップ