KK U-Blog

UXやHCD、スイーツ、たい焼き、街の気になったものを綴るブログ

#03オブザベーション

UXなどのセミナーに行ったときは
自分なりのアウトプット(レポート)をすることにした
まとめることでまた発見があるだろうし


5/13(日)に京都・烏丸御池のはてなセミナールームで開催されたUX Kyotoに参加してきた。
家を7時前に出て節約のため名古屋から米原経由で快速で
京都に行ったので、2時間ちょいかかった…
(帰りも同じ経路でこのレポートをまとめながら帰った)

  • 午前10:30〜12:10(座学)

 時間がたっぷりあるということで前半はじっくり話していたが
 後半はやはり時間がなくなり、飛ばしていた
 社内講習、HCD-Netの名古屋とこの辺の話を聞くのは
 3回目になるが、あらためてそうかと思うことがいくつかあった


<HCD概論>
人間中心設計とは
・背景
 20世紀の暖房 見れば使い方が分かる→メンタルモデル
 21世紀の暖房 無感触なインターフェイスな時代

 さらに多機能主義
 →ソフトの機能がどんどん増えてきた
  増やすのが簡単(メカに比べて)
 →より使いにくくなってきた

・ISO13407
・HCDプロセス
 UB→UX(2011年に改編)
・UXとは
 ユーザビリティよりもさらに大きな概念
 長期地用品質が重要でここを調査する手法は模索中
スマートフォンの時代
 定番の原付の上でスマホをいじっている人の写真から
 マサイ族の7割がスマホを持っている
・モバイルファーストの概念
 「なんでもできる」から「やりたいことをすぐできる」へ 
 我々たちと違ってこれからの人たちは情報の
 海の中から必要な情報を引っ張りだしてくる能力は持っていないと考える
 スマホで育っている世代になってきている


ユーザの文脈(Context)で設計(Design)する
 グルメ情報サイト
 Aさん:現在地の近くで、ジャンルは○○で予算は△△円で
    ダイエットをしているので、カロリーの低い食べ物があるお店をさがしている
 あるAさんがこのような文脈で考えていれば、これにあった設計をする
 が、隣のBさんは違う風に考えていて、これには合わないかもしれない
 →ユーザがどんな文脈で物事を考えているか知ることが重要 


・ユーザの行動は基本的に変わっていない
おいしいお店の探し方
 江戸時代:瓦版
 明治時代:新聞?
 昭和:雑誌、フリーペーパー
 平成:Webサイト、ケータイ、アプリ
媒体(デバイス)が変わってもおいしいお店を知りたくて、
探すというユーザの行動は変わっていない
ユーザの行動を知っていれば、デバイスが変わっても
(例えばガラケーからスマホ)設計方法は基本的には変わらない


×インタビュー(だけ)はしない方がいい
 →人間は嘘をつく(いいことしか言わないことが多い)
  そういう風に人間の脳はできている
○基本観察して、変なこと、気になることをした時に
どうしてしたかインタビューで聞く

・インタビュー
 対象者は自身では問題や不都合には気づいていない
・エスノグラフィ
 現地に入って観察が大事

この辺から急ぎだした
・カードソート
・プロトタイピング
 モデレータ(進行役)は女性のがうまい
 鉄則)質問されても答えちゃだめ
  女性:質問されても冷たくあしらえる。
  男性:答えちゃう


モニター評価
 プロトコル分析(行動データと発話データを分けて記載)



  • 午後13:10〜18:00(ワークショップ)

<果物ゼリーのオブザベーション>
課題:
 「京都食品」は、夏に向けてコンビニに置くゼリーの
 新パッケージを開発しようと考えた
 今回はエスノグラフィックな行動観察から、ユーザに
 新しい経験を与えるような斬新なパッケージを提案しなさい。

実はゼリーは普段あまり食べないが、
甘いもの好き30代男子ということで食べる役になった。
食後のデザートとしてちょうどよかった。(^^;


観察シートの清書も終わり
観察は2人だったが、時間が余ったので3人目も
時間の許す限りやってみた


次にカードソートでラダーリング(評価グリッド法)を使って、
1.作業ステップを構造化し
2.様々な外的事象
 観察で発見したエラーなどを事実そのままを事細かく記載
  例:スプーンで果実とゼリーを一緒にすくおうとするが、
    ゼリーがクルクル回ってすくいにくい
 2人やったら2枚書く
3.をみて問題点をまとめる
4.から改善案のヒントをだす

観察後のインタビューの内容はペルソナ作成に使用する
→これが次回のペルソナシナリオ法につながるっぽいな


ここで先生に教えてもらったことは
「文脈にあった提案をすること」
ここまでのカードソートの問題点や改善案だけでは
ありきたりの提案になってしまう
そこに文脈(ペルソナ)があることによって
そのとき、その人が気持ちいい体験を提案すること
→だからペルソナの作成が必要


仮想ペルソナを作成
 観察した人を参考にペルソナを簡易的に作成
 メインは自分の他にもう一人食べる役をやった人
 ポイントはお風呂上りにさっぱりしたいときによくゼリーを食べるとのこと

コンセプト
 風呂上りに食べる、のど越しのいいゼリー
完成図
 図というか紙で試作品を作った
 チューブ状でムニュっと出す感じ
利用状況の4コマ漫画を作成した
やりながらこれは結構オモシロイんじゃないかと思え出してきた


各チームのプレゼン

A〜Fチームまであり、同じ題材の観察でも
それぞれの提案が出てくるんだなと思った
女性がユーザ(ペルソナ)のところは女性らしい
斬新な提案だった


我々のチームBのプレゼン


風呂上りがに焦点をあてたが、
それが職場だったり、外あるいは車の中などと
食べられるシーンが広がることもある


余談:セミナールームにうちの会社のレーザー複合機があった…
   印刷するたびに起動音やエラー音がして、聞きなれた音だった…


■浅野先生のブログ
 UX Kyoto#03 HCD概論・オブザベーションWS