セミナーin名古屋2012(第5回目)DIYユーザビリティテスト基礎講座
今日は午後からHCD-Net Nagoyaのセミナーを受けに行った。
今日はいつもの名駅とは違い本山の愛工大のキャンパスでの開催。
近くでいいランチのお店がないかなとちょっと探したがなかったので、
以前行ったことあるうどん屋でコロうどん+天ぷら(かぼちゃ、オクラ)を食べた。
今日は樽本先生の「DIYユーザビリティテスト基礎講座」
今回はワークショップはなく全て座学で
基本的に樽本先生の著書アジャイルユーザビリティに沿ってのセミナー
この本は既に購入してて読んでいたのでだいたい内容は理解していた。
アジャイル・ユーザビリティ ―ユーザエクスペリエンスのためのDIYテスティング―
- 作者: 樽本徹也
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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UXとUCD
まずはUX、UCDの基本的な話から
UX = User eXperience
→所有する喜び、使用する喜び
体験の経済価値
→お客さんはExperienceにお金を払ってくれる
でソフトウェア製品の場合は
"ざっくり言えば"
UX=UI
もちろんこの"ざっくり言えば"のところを強調していたがかなりざっくりだな
まず導入で説明するときには使えるのかな?
でも一般的にとられるUI(画面フローや文言など)とUX(ユーザ体験)は飛躍しているので
誤解を招きかねないな
次のことまで説明しないとだめだな
- Surface(表層)→文言・アイコン
- Skeleton(骨格)→画面遷移・レイアウト
- Structure(構造)→機能仕様
- Scope(要件)→要件定義
- Strategy(戦略)→企画
この積み重ね方がUCD(HCD)
×靴に足を合わせる
○足に合う靴を作ろう
新・UCDの四原則
1.ユーザの声聞くべからず→ユーザの体験に注目!
ユーザの声とは「体験をユーザ自身が分析した結果」
素人が分析した結果を信じていい??
2."みんな"のためにデザインするのではなく"ひとり"のためにデザインする
→ペルソナ
3.手を動かしながら考える
→デザイン思考。どんどん外化していく
4.早期に失敗する
- Fast早めに失敗
- Small小さく失敗
- Often何度も失敗
- Smart賢く失敗。徹底的にに原因究明
(休憩)
基本理論
「評価」とはという話や
実務基礎
実査前
・リクルート
・テスト設計
インタビューガイド通りやる
実査
実査後
大変だからやらないのではなく
Do it yourself
会社内でもできる!
但し、手抜き厳禁!
テスト設計
タスク、インタビューガイド、実査ツール
パイロットテスト
実際
思考発話法
見学
解決案
ブレスト
RITEメソッド
1回テストやるごとに修正してテストしてを繰り返し問題点をなくすことが目的
問題点数を収束させている
→バグ曲線と同じ考え方
バグ曲線と同じ考え方ならバグ曲線は浸透しているので分かりやすいな
但し、経験、意思決定、開発スキルが必要
DIYユーザビリティテスト基礎講座ということで
DIYのところがメインかなと思ったら前ふりが長くて
そこは最後の少しだけだったな
最後に樽本先生の著書にサインをもらった
芸能人のようなサインだなw
今回はちょっと用事があり懇親会には行けなかった。
初の名駅ではない居酒屋だったのにな
■HCD-Net
HCD-Net | HCD-Netセミナーin名古屋2012 (第5回)
■HCD-Netセミナーin名古屋2012アーカイブ
4月28日:第1回目
5月26日:第2回目 オブザベーション(欠席) HCD-Netイベントレポート
6月30日:第3回目 ストーリーテリング
7月14日:第4回目 UXデザインのためのとユーザ体験価値分析法
8月25日:第5回目 DIYユーザビリティテスト基礎講座