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HCD-Netユーザビリティ評価第7回「アドバンスド・ユーザビリティテスト」

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今日はユーザビリティ評価セミナー第7回を見学枠で参加してきました。

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1つ目の演習はInterview basedスタイルでオープンなタスク設計。

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対象製品(アプリやサイト)を決め、対象ユーザーを2名リクルート

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通常のユーザビリティテストは固定のタスクを実施してもらいますが
Interview basedスタイルではインタビューしながら身近で起きた体験や
それに似た体験をタスクとして設計し再現してもらいます。

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自分の体験したリアルなタスクなので、リアルな結果が出てきます。
実際にやった被験者の感想もそのときの感情が起きやすいとのこと。

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お昼休憩。会場の裏にあるお店の前にヤギのいる桜丘カフェへ。

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午後からは質問紙法の演習。まずはSUS。
10問の質問に答えるてもらうだけでSUSスコアが算出できます。

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ただ欠点は翻訳は色々されていますが、公式日本語版がないこと。

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続いてWUS。
これは純国産でWebサイトのユーザビリティを評価するために開発されたスケール。

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地方自治体のスマホサイトをこのSUSとWUSを使って定量的に評価します。
タスクを3つほど設計し、入力・計算用のフォームを作って
1度に4人同時に実施出来るようにセッティングします。
いつのまにかリーダーみたいになっていました…。

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4名同時進行で監督を2名付けて、スムーズに進むように。
被験者にはタスクを実行してもらい、その後SUSとWUSに記入してもらいました

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他のチームも含めての結果です。
自分も被験者として実施しましたが、SUSの直訳の日本語は答えにくいですね…
品質保証の人間として既に確立されている定量的な手法を体験出来たのは大きかったな。

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最後の演習はウォークスルービデオ。
ここは第1〜5回の結果を使うので見学者は本当に見学。
質問紙法のリーダーで疲れきっていたので、ちょうど良かったw

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ユーザビリティテストで出た問題点をシナリオにし再現します。

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仕様が変わり過ぎててチームメンバーも焦るw

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カット!うまく撮影出来たかな。

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最後に出来上がった動画を上映。

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最終回のため全回出席者には修了証の授与。

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懇親会はいつものげんてんで盛大に!

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お疲れ様でした。

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2次会も10数人と大人数!楽しかったです。

■関連情報
 浅野先生のブログ:2014年度 HCD-Net教育セミナー「ユーザービリティ評価(全7回)」#07 アドバンスユーザビリティテスト

■HCD-Net2014年度ユーザビリティ評価アーカイブ
 05月31日:第1回ユーザビリティ評価概論とインタビューWS
 08月23日:第6回モバイルの設計と評価
 09月27日:第7回アドバンスド・ユーザビリティテスト