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たい焼き調査鯛

HCD-Netセミナーin名古屋2013-1「売れる儲かるUX機能を導く」~ビジネスに役立つ人間中心設計

今日は名古屋でのHCD-Netセミナー2013年度1回目に参加してきました。

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会場が愛工大の自由が丘キャンパスということで自由が丘の駅へ。この駅には初めて来る。
去年の2回目の浅野先生のワークショップのときはここが会場だったが参加できなかったからな。

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お昼はちょっと探したが適当なところがここぐらいしかなく、
去年浅野先生が食べたところと同じだw

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メニューがいっぱいある。うどん、きしめんなど麺の種類に対してスープが色々あるから
元の種類は少ないが、組み合わせはたくさん。

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カレー中華がオススメらしいが、珍しい味噌中華なるものを食べてみる。
味噌煮込みのスープにラーメンの麺が入っている単純なもので、なかなかイケた。

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食べ終わったときにも常に行列が出来ていて人気のお店のようだ。
数日後の地元朝番組(どですか)でも紹介されていた。

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駅からすぐ南に行くと愛工大の建物がある。

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新しい建物です。

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会場は3階。

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立派な学食もあります。

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雑誌や新聞も読めるんだ。ちゃんと中スポまであるw

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会場に早めにつき小林先生、河口先生達と合流したので、
会場設営のお手伝いをして、領収書のタイトルが違うというトラブルもありながら
ワークショップの準備もOK。

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小林先生から鱗原さんの紹介がありセミナースタート。

まずは使いやすい商品が売れているというお話で
朝日新聞デジタルのWebサイトがリニューアルして有料会員が増加
JTB九州のコンテンツ「温泉くん占い」で前年比160%集客増
など、他にも要因があるだろうが使いやすさで売り上げがあがった
と言ってもいいではないかと鱗原さんは訴えてました。

それに対して使えない商品・サービスの例で
電子申請の利用が進まないのはなぜか?ねんきん特別便の不親切さなど

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利用品質の保証を目指している
品質の一般論として品質管理するためには品質をまず測定できないと管理できない。
なのでまずその利用品質の測定できることを目指している。

そのために
機能→UIを検討していくのではなく
ユーザ側のタスクがあり、そこから機能、そして操作を考えてからUIを考える。
確かに設計段階に入ると機能→UIだけの検討が往々にしてあり、
ユーザー情報であるタスクと操作があいまいだから何がいいかが判断できない。
まさにアクティビティをからインタラクティブがあって、画面フローを考える手順のことだなと思った。

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UIアーキテクチャを「見える化」したユーザ視点フロー図の説明や
評価でユーザ情報を見える化したNEM評価の説明があった。

ポイントは

  • 目に見えない「使いやすさ」を「見える化」し、関係者に分かる形にする。
  • あいまいな状況を「数値化」する
  • そうやって比較できれば「優劣」がわかる!

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講義のあとワークショップへ
ワークショップではユーザー視点(利用特性)フロー設計を体感する。

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お題は2つあり、面白そうだったのでチャレンジして「賢いエレベータ活用アプリ」の方へ

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ん~なかなか難しい。鱗原さんも一生懸命説明していただきました。

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エレベーターでの困ったエピソードなのは色々出てきたが、
なかなかユーザ視点フローを書くまでは難しかったです。

鱗原さんは設計よりの方で、自分もデザイン・企画よりは設計側。
このようなユーザ視点フローや利用特性などのユーザ情報がうまく設計プロセスに
入ってきてデザインと設計をうまくつなげるといいなと感じました。

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ワークショップ後、本山周辺の坐・和民で懇親会。
運営側含めて8名とこじんまりとでしたが、いいお話ができました。
パスタを揚げたものはつまみにいいですね。
周りにまぶしてある塩がボロボロ落ちまくりでしたが… 

■HCD-Netセミナーin名古屋アーカイブ
<2013年>
 4月27日:第1回目 「売れる儲かるUX機能を導く」~ビジネスに役立つ人間中心設計

<2012年>
 4月28日:第1回目 スパゲッティ・キャンチレバー
 5月26日:第2回目 オブザベーション(欠席) HCD-Netイベントレポート
 6月30日:第3回目 ストーリーテリング
 7月14日:第4回目 UXデザインのためのとユーザ体験価値分析法
 8月25日:第5回目 DIYユーザビリティテスト基礎講座
 9月26日:第6回目 感動体験から商品を発想する XB法ワークショップ