サロン#32 in 京都
今日はHCD-Netのサロン「インタラクションとUX in 京都」に参加してきた。
今回も在来線で京都へ。もう京都に来るのは慣れたもんだ。
会場のある京都工芸繊維大学へ。京都工繊に来るのはお初です。
山崎先生の講演「サービス、インタラクションとUX」からスタート。手前には浅野先生もいらっしゃいます。
UXにはヒト、モノ、ビジネスの3つの視点が必要で各フェーズでさまざまな知識が必要なんだな。
続いて京都工芸繊維大学の櫛先生から「これからのデザイン教育のこころみ」と題して教育視点のお話。
情報系とデザイン系が一緒になってする授業はどんなんだろうな。
両極端な人種たちだろうからw
そういえば、高校の同級生がここの大学を確か受けていたな。ここに通ってたのかな。
自分もちょっと興味はあったが、下宿という選択肢はなかったからな…
確か情報デザインという学科かなんかあって、今思うとそのころからこの分野に興味はあったようだ。
続いてJST ERATOの渡邊さんから「動きつづける人とデザイン」ということで
まずVisual Hapticsの紹介から。おもしろいシステムだな。
ここからカーソルは身体の延長か?という検証でCursorカモフラージュというものを作成した。
同じような動きをしたカーソルがたくさんあっても、動かしている本人には本物のカーソルがどこにあるか分かるらしい。
その自分が(の)感のことを「自己帰属デザイン」と呼んでいました。
この辺の話は面白かったです。
この言葉は一般的に言われる「直感的」に繋がるような気がした。
ネットが重いとかパソコンが重いというように感じる、表現するってことは
体の一部に感じているってことなんだな
続いて、シャープの佐藤啓一郎さんによる「シャープにおけるスマートフォンUXの事例」
シャープのスマホのUIの基本コンセプト
・ユーザーは端末を操作したいのではなく、ある特定の目的達成が目当て
・ユーザーは新しい操作を「学ぶ」ことをよしとしていない
・ユーザー全員が初心者なわけではない
これを元に画面の基本構成を設計していて評判はいいらしいが、
主力の○コモのスマホはキャリアのパレットUIが標準でシャープのUIにするには
切り替えが必要なため、あまり使われていないらしい。。もったいない。
講演が終わり続いて、パネル発表に先立ち、HCD-Net関西支部の立ち上げ発表。
東海支部も出来ないかな。
軽食があるんだ。知らなかった。豪華な軽食だ。これを食べながらパネル発表を聞きます。
お目当てのシスメックス水本さんのポスター
ほぅ。これが施設ペルソナかぁ。業務用製品では購入時や使用時にかかわる人が多いため
購買決定や運用フローを明確にしています。
利用状況を明確にしているってことですね。
ユーザビリティの定義の「特定の利用状況下で」を明確にすることによって
それに沿った評価ができるってことですね。なるほど〜
水本さんにこれを作って良かったことは?と質問してました。
・作るのは苦労をした。
・そのわりに出来上がるものはベテラン開発者などにはとっては当たり前、分かっていることだから、評価されにくい。
・ただ、これを視覚化することが大事
水本さんの発表を聞く、JBMIAでお世話になっている京セラの前田さん。
京セラさんの発表も聞きました。京セラさんも海外シェアが多いんですね。
駅構内で音楽をかけ、ギターを弾いてノリノリでした。駅でこんなことしてるんだな。
一旦、ホテルに行き、どこかでご飯でも食べようかと思ったがなんか気が進む
一人で入る店がなかったので、軽食でまぁまぁ食べていたので、軽く買ってホテルで食べることに。