セミナーin名古屋2012(第4回目)UXデザインのためのとユーザ体験価値分析法
今回の昼飯はスタバで軽くランチを食べた。
あんまり満腹にすると眠くなるし、
ワークショップだと空腹も感じないからな。
IAサミットの報告 (アクアリング 平野さん)
海外の学会?であるIA(Information Architecture)の様子から代表的な発表のポイントの報告があった。
9.11を教訓に作った緊急時の情報システムで地図の専門家の方
デバイスが多様化
・複雑になるコンテクスト
・コンテンツそのものの重要性
・「体験」の実現とその検証
「緊急時」というコンテクスト
・非日常と混乱
・限られた通信環境
・要求レベルの高いニーズ・正確の情報
・情報を集める仕組み
・情報を伝える仕組み
資料のポイントをメモしただけなのでつながりがないが
なんとなくこんなことが書いてあった
→なんかこのことは日本でも3.11があったのでこういうことが必要なんだろうなと思った
もう一つアフリカの農作物売買のサービス実現の例
アフリカに1年弱住み込んで調査
→まさにエスノグラフィだなと思った
安藤先生(千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 准教授)
とても見た目が若く川越シェフのような顔立ちで
UX王子と呼ばれていた!まさに王子!
まずUXPA2012の様子の発表
今年からUPA(Usability Professionals Associsation)から
UXPA(User eXperience Professionals Associsation)に改名
日本ではUPA Japan(HCD-Netと連携して)
学会的なレビュードセッションはわずかあ3件
基礎的知識の理解のセッションや実践の関心事などを語るセッション
日本人5名、韓国人が増えてきた。
ヤコブ・ニールセン博士も参加!
ユーザビリティに関するツール会社やコンサル会社がスポンサーになっている
UXとNPSの関係分析
NPS=顧客のロイヤリティ指標の1つ友達に進めたいかどうか?
→UXは36%を占めるMeasuring Usability
SUS to NPSの計算プログラムなどを影響
UXデザインのためのとユーザ体験価値分析法
まずはUXについてやUXDの関係を分かりやすく説明されていた
ユーザー体験(UX)
+
デザイン(UXD)
ここで印象に残ったのはUXDは体験を量産・再生産される仕組みを作ること
量産というキーワードからなんか製品の製造・品質保証に通じるところがあるのかなと思った。
量産する仕組みを作って、バラツキ(これはないかな)やさまざまな誤差因子(人それぞれ違う)の
中どう品質を管理(安定化)するかと言ったようなことが出てくるのかも。品質工学?
ユーザー体験価値に基づくサービスデザインのワークショップ
宿題として「音楽で生活を豊かにする」というお題で
行っていることとやりたくてもできないことを写真にとってフォトエッセイとしてくる。
これをもとにKA法という事実の背後にある”ユーザーにとっての価値”を抽出する方法で体験価値を抽出していく。
撮ってきた写真について「出来事」「ユーザーの心の声」「価値」を記入していく
「出来事」は写真を撮ってきた本人が書き
「ユーザーの心の声」「価値」はグループの他の人が記入していく。
この「ユーザーの心の声」と「価値」を考えるのがなかなか難しく
出てくるものは人それぞれになってくる。
例での練習があったので、なんとか出来ていった。
1人2枚分できて、1グループ6名で12枚。+2枚を加えて
その出てきた「価値」で似た価値をKJ法でグルーピングでていき、そのグループにも「〜する価値」とつけていく
そのグループをさらにまとめたり、つながりを出していく。
そこから体験コンセプトを出していく。
やりたくてもできないこと(未充足)の価値が黄色なっているので、傾向が見えてきたりする。
未充足のところを狙うのか、それともすでにある価値を伸ばしていくのかが企業の戦略になっていく。
懇親会
懇親会では同じグループだった隣に座った人が同じ大学だということで懐かしいトークができた
小林先生の研究室の生徒も来ていて、学生の良さと社会人の厳しさを教えていたw
■HCD-Netのイベントレポート
HCD-Net | HCD-Netセミナーin名古屋2012 (第4回)
この最初の写真は自分が撮った写真が採用されています。
サイズがあってませんが…(^^;
■HCD-Netセミナーin名古屋2012アーカイブ
4月28日:第1回目
5月26日:第2回目 オブザベーション(欠席) HCD-Netイベントレポート
6月30日:第3回目 ストーリーテリング
7月14日:第4回目 UXデザインのためのとユーザ体験価値分析法